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【茶番】超機密調査任務~後編~
前回までのあらすじ!
首長からの極秘任務によりリバーウッド近郊の宿屋を調査しに来たアオイ!そこの宿主はまだ若いリコリスという女性だった!客を装い、宿内の調査を終えたアオイは、ついに隣接した隣の棟、リコリスの自宅の調査を開始するのであった!!
>アオイ「"お仕事"しなきゃ・・・ね。」
アオイ「ま、何はともあれ・・・いつまでもすっ裸じゃいられないわ」
アオイ「変身!・・なんちゃって」
さっくりと着替えを済ませ、脳内を仕事モードに切り替える。
アオイ「面白いものが見つかるといいなぁ・・・」
およそヒロインとは言い難い程に、ニヤリと顔を歪める。
まずは気配を探る。
アオイ「うん、動き回ってる気配は無いわね。物音もしない。」
アオイ「じゃ・・・レッツ潜入♪」
なるべく音を立てぬよう配慮し、いよいよリコリスの自宅部分へ潜入する。
アオイ「リビング、ね。まぁ、宿と間取りはだいたい一緒ね。左右対称ってとこかしら。まずは地下から見てましょうかね・・・」
アオイ「台所ね。なるほど。結構綺麗にされてる・・・って当然か。」
アオイ「あら?」
アオイ「料理本・・・へぇ、勉強熱心なのね。関心関心・・・あら?何か注釈が・・・」
何やら料理本に何やら落書きを見つけた模様のアオイ。
料理本に自分なりに見つけたポイント等を小さくメモ書きするのはよくあることだが、これは違うようだ。
そこには料理のポイントではなく、食べる側がどう反応していたが、が書き記されていた。
アオイ「あら・・・あらあらまぁまぁ・・・あらあらうふふ。」
なんと純粋か。なんと甲斐甲斐しいのか。まるで新婚のお嫁さんの如く愛情を感じさせるメモ書きに思わず頬が緩む。
アオイ「"ただの仕事のパートナー"ですって?嘘ばっかり・・・」
アオイ「うおーし、やる気出てきた!次は二階ね!」
恋愛沙汰は自分よりも人のを見てた方が実際面白かったりする。多分マーラ様もそう言ってる。多分。
アオイ「さて、二階も宿と間取りは同じ・・・じゃないわね。うっそ!?ワンルーム!?」
アオイ「ちょっとちょっとちょっと・・・ってことはボハンとやらと相部屋ってことよね?・・・じゃあベッドは・・・?」
アオイ「ダブルベッドキター!!!」
アオイ(はい確定!恋仲だわ!なぁにが"仕事のパートナー"よ!?"人生のパートナー"じゃないの!!)
壁ドンしたい気持ちを必死に抑え、歩みを進める。
アオイ「ターゲットは見事に熟睡ね。重畳重畳。」
アオイ「ククク・・・プライベートを明かされてるとも知らず・・・よく寝ておるわ・・・」
こんなゲスな主人公がいただろうか。
アオイ「しかし・・・」
アオイはマジマジと眼前で眠っている宿主を眺める。
アオイ「腹立つくらい色っぽいわね・・・くそう」
汚れているアオイとは違・・・アババーッ!?
アオイ「一生喋れなくしてあげようか。ナレーター?」
アオイ「さて、気を取り直して・・・」
"ボスッ"
アオイ「ん?足に何か当たった?」
アオイ「うんー?何か、ベッドの下に・・・」
アオイ「こ、これは・・・!!」
バァーン!
ババァーンッ!!
ドジャァーンッ!!
アオイ「タムリエル屈指の・・・エロ小説だわ・・・ハルガードの物語とはまた・・・コアな・・・」
(ハルガードの物語、読んでない人は読んで見よう!)
アオイ「え・・・なにこれ」
アオイ「革ひも・・・まさか・・・」
~アオイ妄想中~
リコリス「ぼ、ボハン・・!動けないよ・・・」
ボハン「そりゃそうだ。しばってるんだから。たまにはこういうのもいいだろう?」
リコリス「んっ、やぁ・・・」
~妄想ここまで~
アオイ「おぉう・・・こりゃ激しいわ・・・」
おそらく本を束ねていただけだとは思うが、黙っておこう。
アオイ「さて、この薬たちは何かな?」
騎士の薬
アオイ「そういや元々戦士だったって言ってたわね。」
強靭の薬
アオイ「うん、これもかな・・・」
(ベッド際に置いてある)強靭の水薬
アオイ「ま、まぁ・・・」
強靭の秘薬(意味深)
アオイ「あれ・・・」
持久の薬(意味深)
アオイ「戦闘にスタミナは大事よ・・・ね?」
持久の水薬(意味深)
アオイ「スタミナ・・・大事・・・」
アオイ「・・・」
並べられた薬たちを一通り確認して、何かを考え込むアオイ。
そして・・・
どこか清々しいような顔で、おもむろにメンポを取り、”ふぅっ”と一息。
そして、大きく息を吸い込み・・・
アオイ「どう見てもえっち用じゃないの!!!?」
思わず虚空にツッコミを放つ。
その時
リコリス「ん・・・ムニャ・・・ぼはん?」
リコリスが目を覚ましてしまった!
アオイ(しまった・・・つい大声でツッコミを・・・)
リコリス「ボハ~ン?帰ったの?」
幸いまだリコリスは寝ぼけているようだ。
かくなるうえは・・・
アオイ「逃げる!!」
縮地の術を使って退散するアオイ。
リコリス「むにゃ・・・気のせいかなぁ・・・?まぁ、いっか・・・zzzz」
再びリコリスは夢の中へ戻っていくのであった。
一方自室へ逃げおおせたアオイは・・・
アオイ「ハァッハァッ・・・危なかったー…」
アオイ「思わぬ形で中断しちゃったけど、報告には十分よね・・・ちょっと、羨ましいな・・・」
彼女もまた、眠りへ落ちていくのであった。
~翌朝~
リコリス「じゃあ、気を付けてな!」
アオイ「お世話になりました。ご飯も美味しかったし、お風呂も最高でした。」
リコリス「そりゃ良かった・・・ってそんなニヤけて・・・どうしたの・・?」
アオイ「ホントに、とっても、オイシかったなぁ、って・・・(色んな意味で)ごちそうさまでした。うふふ・・・」
リコリス「お、おう・・・そっか。(何だろう、寒気がする)」
リコリス「こ、これからどこに向かうんだ?」
アオイ「そうですね。天気もいいですし、ホワイトランまで行ってみようかと。」
リコリス「ホワイトランか!そこならたまに俺も行くぜ!」
アオイ「あら、そうなんですか」
リコリス「ああ、また逢えたらいいな!」
アオイ「フフッ、案外、すぐに逢えるかもしれませんよ?」
リコリス「えっ?」
アオイ「いえ、何でもありません。それでは。」
リコリス「あ、あぁ!気を付けてなー!」
アオイ(任務完了っと)
こうして超機密任務が終了した。
~ホワイトラン ドラゴンズリーチ~
バルグルーフ「戻ったか。早速ですまないが、報告してもらえるか?」
アオイ「はっ」
一晩で体験してきたことを報告するアオイ。
アオイ「──そして、宿の住人についてですが・・・」
バルグルーフ「うむ」
バルグルーフの眼光が鋭さを増す。
アオイ「ハンパなくLOVEってました」
バルグルーフ「よし、そこんとこもう少し詳しく聞こうか。」
アオイ「仰せのままに。」
アオイの報告はドラゴンズリーチ内に回覧され、独身衛兵がこぞって壁パンしだしたという・・・
ちゃんちゃん。
長々と茶番にお付き合いいただきましてありがとうございました。
この茶番を書くにあたって、快く了承していただいた
”スカイリムの踊り食い”管理人のLycoris様
に盛大な感謝を申し上げます。
それでは、また今度
首長からの極秘任務によりリバーウッド近郊の宿屋を調査しに来たアオイ!そこの宿主はまだ若いリコリスという女性だった!客を装い、宿内の調査を終えたアオイは、ついに隣接した隣の棟、リコリスの自宅の調査を開始するのであった!!
>アオイ「"お仕事"しなきゃ・・・ね。」
アオイ「ま、何はともあれ・・・いつまでもすっ裸じゃいられないわ」
アオイ「変身!・・なんちゃって」
さっくりと着替えを済ませ、脳内を仕事モードに切り替える。
アオイ「面白いものが見つかるといいなぁ・・・」
およそヒロインとは言い難い程に、ニヤリと顔を歪める。
まずは気配を探る。
アオイ「うん、動き回ってる気配は無いわね。物音もしない。」
アオイ「じゃ・・・レッツ潜入♪」
なるべく音を立てぬよう配慮し、いよいよリコリスの自宅部分へ潜入する。
アオイ「リビング、ね。まぁ、宿と間取りはだいたい一緒ね。左右対称ってとこかしら。まずは地下から見てましょうかね・・・」
アオイ「台所ね。なるほど。結構綺麗にされてる・・・って当然か。」
アオイ「あら?」
アオイ「料理本・・・へぇ、勉強熱心なのね。関心関心・・・あら?何か注釈が・・・」
何やら料理本に何やら落書きを見つけた模様のアオイ。
料理本に自分なりに見つけたポイント等を小さくメモ書きするのはよくあることだが、これは違うようだ。
そこには料理のポイントではなく、食べる側がどう反応していたが、が書き記されていた。
アオイ「あら・・・あらあらまぁまぁ・・・あらあらうふふ。」
なんと純粋か。なんと甲斐甲斐しいのか。まるで新婚のお嫁さんの如く愛情を感じさせるメモ書きに思わず頬が緩む。
アオイ「"ただの仕事のパートナー"ですって?嘘ばっかり・・・」
アオイ「うおーし、やる気出てきた!次は二階ね!」
恋愛沙汰は自分よりも人のを見てた方が実際面白かったりする。多分マーラ様もそう言ってる。多分。
アオイ「さて、二階も宿と間取りは同じ・・・じゃないわね。うっそ!?ワンルーム!?」
アオイ「ちょっとちょっとちょっと・・・ってことはボハンとやらと相部屋ってことよね?・・・じゃあベッドは・・・?」
アオイ「ダブルベッドキター!!!」
アオイ(はい確定!恋仲だわ!なぁにが"仕事のパートナー"よ!?"人生のパートナー"じゃないの!!)
壁ドンしたい気持ちを必死に抑え、歩みを進める。
アオイ「ターゲットは見事に熟睡ね。重畳重畳。」
アオイ「ククク・・・プライベートを明かされてるとも知らず・・・よく寝ておるわ・・・」
こんなゲスな主人公がいただろうか。
アオイ「しかし・・・」
アオイはマジマジと眼前で眠っている宿主を眺める。
アオイ「腹立つくらい色っぽいわね・・・くそう」
汚れているアオイとは違・・・アババーッ!?
アオイ「一生喋れなくしてあげようか。ナレーター?」
アオイ「さて、気を取り直して・・・」
"ボスッ"
アオイ「ん?足に何か当たった?」
アオイ「うんー?何か、ベッドの下に・・・」
アオイ「こ、これは・・・!!」
バァーン!
ババァーンッ!!
ドジャァーンッ!!
アオイ「タムリエル屈指の・・・エロ小説だわ・・・ハルガードの物語とはまた・・・コアな・・・」
(ハルガードの物語、読んでない人は読んで見よう!)
アオイ「え・・・なにこれ」
アオイ「革ひも・・・まさか・・・」
~アオイ妄想中~
リコリス「ぼ、ボハン・・!動けないよ・・・」
ボハン「そりゃそうだ。しばってるんだから。たまにはこういうのもいいだろう?」
リコリス「んっ、やぁ・・・」
~妄想ここまで~
アオイ「おぉう・・・こりゃ激しいわ・・・」
おそらく本を束ねていただけだとは思うが、黙っておこう。
アオイ「さて、この薬たちは何かな?」
騎士の薬
アオイ「そういや元々戦士だったって言ってたわね。」
強靭の薬
アオイ「うん、これもかな・・・」
(ベッド際に置いてある)強靭の水薬
アオイ「ま、まぁ・・・」
強靭の秘薬(意味深)
アオイ「あれ・・・」
持久の薬(意味深)
アオイ「戦闘にスタミナは大事よ・・・ね?」
持久の水薬(意味深)
アオイ「スタミナ・・・大事・・・」
アオイ「・・・」
並べられた薬たちを一通り確認して、何かを考え込むアオイ。
そして・・・
どこか清々しいような顔で、おもむろにメンポを取り、”ふぅっ”と一息。
そして、大きく息を吸い込み・・・
アオイ「どう見てもえっち用じゃないの!!!?」
思わず虚空にツッコミを放つ。
その時
リコリス「ん・・・ムニャ・・・ぼはん?」
リコリスが目を覚ましてしまった!
アオイ(しまった・・・つい大声でツッコミを・・・)
リコリス「ボハ~ン?帰ったの?」
幸いまだリコリスは寝ぼけているようだ。
かくなるうえは・・・
アオイ「逃げる!!」
縮地の術を使って退散するアオイ。
リコリス「むにゃ・・・気のせいかなぁ・・・?まぁ、いっか・・・zzzz」
再びリコリスは夢の中へ戻っていくのであった。
一方自室へ逃げおおせたアオイは・・・
アオイ「ハァッハァッ・・・危なかったー…」
アオイ「思わぬ形で中断しちゃったけど、報告には十分よね・・・ちょっと、羨ましいな・・・」
彼女もまた、眠りへ落ちていくのであった。
~翌朝~
リコリス「じゃあ、気を付けてな!」
アオイ「お世話になりました。ご飯も美味しかったし、お風呂も最高でした。」
リコリス「そりゃ良かった・・・ってそんなニヤけて・・・どうしたの・・?」
アオイ「ホントに、とっても、オイシかったなぁ、って・・・(色んな意味で)ごちそうさまでした。うふふ・・・」
リコリス「お、おう・・・そっか。(何だろう、寒気がする)」
リコリス「こ、これからどこに向かうんだ?」
アオイ「そうですね。天気もいいですし、ホワイトランまで行ってみようかと。」
リコリス「ホワイトランか!そこならたまに俺も行くぜ!」
アオイ「あら、そうなんですか」
リコリス「ああ、また逢えたらいいな!」
アオイ「フフッ、案外、すぐに逢えるかもしれませんよ?」
リコリス「えっ?」
アオイ「いえ、何でもありません。それでは。」
リコリス「あ、あぁ!気を付けてなー!」
アオイ(任務完了っと)
こうして超機密任務が終了した。
~ホワイトラン ドラゴンズリーチ~
バルグルーフ「戻ったか。早速ですまないが、報告してもらえるか?」
アオイ「はっ」
一晩で体験してきたことを報告するアオイ。
アオイ「──そして、宿の住人についてですが・・・」
バルグルーフ「うむ」
バルグルーフの眼光が鋭さを増す。
アオイ「ハンパなくLOVEってました」
バルグルーフ「よし、そこんとこもう少し詳しく聞こうか。」
アオイ「仰せのままに。」
アオイの報告はドラゴンズリーチ内に回覧され、独身衛兵がこぞって壁パンしだしたという・・・
ちゃんちゃん。
長々と茶番にお付き合いいただきましてありがとうございました。
この茶番を書くにあたって、快く了承していただいた
”スカイリムの踊り食い”管理人のLycoris様
に盛大な感謝を申し上げます。
それでは、また今度
COMMENT
おおお、ありがとうございます!
騎士の薬で上がるのは硬さですからね!もちろん戦闘で使いますとも!
本の注釈部分とか思わずにやけながら見てましたw
いいなぁ、このネタは本いじって導入してみたい……。
あと度々透けて見えるアオイちゃんの鎖帷子の中身が気になって気になって夜も眠れません!
リコリス「なぁボハン、最近ホワイトランに行くと妙に衛兵の変な視線を感じるんだが……。」
騎士の薬で上がるのは硬さですからね!もちろん戦闘で使いますとも!
本の注釈部分とか思わずにやけながら見てましたw
いいなぁ、このネタは本いじって導入してみたい……。
あと度々透けて見えるアオイちゃんの鎖帷子の中身が気になって気になって夜も眠れません!
リコリス「なぁボハン、最近ホワイトランに行くと妙に衛兵の変な視線を感じるんだが……。」